ブルースハープの構造と各部名称
ブルースハープは10個の穴を持ったハーモニカでして、正式には10ホールズハーモニカ(もしくはダイアトニックハーモニカ)が正しい呼び方となります。
■なぜブルースハープという名称が一般的に浸透したのか?について
元々の名前に由来はドイツの老舗ハーモニカメーカー「Hohner」社の製品名です。
今でも販売ラインナップにありますが、「BluesHarp」という10ホールズ仕様のハーモニカが存在しており、ブルースミュージシャン達がこぞって使用したことから10ホールズハーモニカ=ブルースハープという認識が広がったわけです。
さて、豆知識はおいとくとしまして、
このページでは、ブルースハープの構造と名称について解説しています。
各部構造を覚えることはメンテナンス及び演奏技術修練にも関わってくるのでなんとなく程度でも頭に入れておきましょう。
ブルースハープの構造
ボディ(正面)
・プレート
リードプレートが内蔵、上面が吸音で下面が吹音
・マウスピース
直接口にくわえる部分
・キーナンバー
ハーモニカのキーが表示
・穴番号
楽譜等で書かれてる穴の位置を示した数字
ボディ(背面)
・スリット
カバーとプレートの隙間部分
・カバー
金属製のプレート
ハーモニカの内部洗浄などのメンテナンスをする時は、ドライバー等でカバーを取り外し、中にあるリードプレートをむき出しにして行います。
内部の構造
吹音側。リードが内側についてるのが特徴。
吸音側。リードが外に飛び出てます。
※ハーモニカの分解はネジ打ち釘打ち仕様でない限り、基本ドライバー一本で出来ます。
その際、ネジの位置及び保管、リードプレートの方向確認など分かりやすいよう配置しておくようにしましょう。