ブルースハープを使って名曲を演奏してみよう
ブルースハープ(10ホールズ・ハーモニカ)を使って色々な曲にチャレンジしてみよう!ってことで誰もが知ってるであろう名曲を穴番号で記してみました。
なお、掲載している曲は全て『C』のキーのブルースハープを使っています。(他のキーのハーモニカでも演奏は可能です)
※1 赤数字はベンド箇所です。
※2 リズムは適当でよいです。鼻歌感覚で演奏してもらえれば幸いです。
■かえるのうた
4 ④ 5 ⑤ 5 ④ 4
5 ⑤ 6 ⑥ 6 ⑤ 5
4 4 4 4 44④④55⑤⑤
5 ④ 4
楽器練習の定番の曲「かえるのうた」。
大きなポジション移動がないので初心者の人でもあっさりと吹けてしまう曲だと思います。
しかしながら、簡単だからといって手を抜かず、音切れや息漏れがないよう注意しながら吹くのがポイントです。
■蛍の光
3 4 44 5 ④ 4④ 5④4 4 5 6 ⑥
⑥ 6 55 4 ④ 4④
5 ④4 ③ ③ 3 4
こちらも合唱曲の定番曲「蛍の光」。使用する穴は3番から6番穴までですが、「かえるのうた」よりは少し難易度が高めですね。
■聖者の行進
4 5 ⑤ 6 4 5 ⑤ 6
3 4 ④ 5 3 4 ④ 5
4 5 ⑤ 6 5 4 5 ④
3 4 ④ 5 4 3 4 ③
5 5 ④ 4 5 6 7 7 ⑤
4 4 ③ 3 4 5 6 6 ④
5 ⑤ 6 5 4 ④ 4
4 ④ 4 3 3 ③ 3
ブルースハープでは定番中の定番曲「聖者の行進」。
黒文字部分をメインに二つの穴を同時に鳴らしリズミカルに吹いてみましょう。
■夢路より
7⑦76 5 ④④④⑥
6⑦⑥⑥6⑤⑤5④5
7⑦76 5 ④④④⑥
6⑦⑥⑥6⑤⑤5④4
6⑤④③ ⑥ ⑥654
7⑦7⑥ ⑧ 7 ⑦7⑥6
7⑦76 5 ④④④⑥
6⑦⑥⑥6⑤⑤5④5
⑥⑦7765⑤5④4
「夢路」よりはアメリカ音楽の父、フォスターによって作曲された名曲です。
馴染みやすいメロディですが、ベンドを使う箇所があるので綺麗に吹くにはとにかくベンド。
ゆっくりと雰囲気を出しながら吹いてみましょう。
■ふるさと
4 4 4 ④ 5④ 5 5 ⑤ 6
⑤ 6 ⑥ 5 ⑤5 ⑤ ⑤ ④ 4
④ ④ 3 4④5 5 ⑤ 5⑤⑥6⑤5
6 6 6 4 ④5 ⑤ ⑤ ④ 4
「うさぎ~お~いし」で有名な合唱曲。
こちらもブルースハープの練習にはピッタリな曲の一つです。
■おおスザンナ
4④5 6 6 ⑥ 6 5 4 ④ 5 5 ④ 4 ④
4④5 6 6 ⑥ 6 5 4 ④ 5 5 ④ ④ 4
⑤ ⑤ ⑥⑥ ⑥ 6654 ④
4④5 6 6 ⑥ 6 5 4 ④ 5 5 ④ ④ 4
■おおスザンナ(セカンドポジションバージョン)
3③③ ④ ④ 5 ④ ③ 3③ ③ ③ ③ 3 ③
3③③ ④ ④ 5 ④ ③ 3③ ③ ③ ③ ③ 3
4 4 55 5 ④ ④ ③ 3 ③
3③③ ④ ④ 5 ④ ③ 3③ ③ ③ ③ ③ 3
おおスザンナもフォスターの曲。開拓時代のアメリカの風景が思い浮かびそうな軽快なメロディが特徴です。
この曲は2種類記載してますが、まずファーストポジションでメロディを覚えたら、次はセカンドポジションを使ってチャレンジしてみましょう。
セカンドポジションはベンドをよく使うので慣れるまでは少し難しいかもしれませんが、この曲をスムーズに吹けるようになった暁にはベンド技術が向上してると思います。
とりあえず、ここまで。
練習する時のポイントは、ゆっくりテンポから始め、慣れてきたらテンポを早めるなど独自で難易度を調節していくこと。また、ちょっと味気ないな~と感じるなら、主旋律に加えて低音域コード(和音)を付け加えるなど独自のアレンジを追及してみるのも良いですね。
とにかく、細かなルールに縛られず、好きな楽曲や自分で考えたメロディを演奏してみる。これが上達への近道なのです。