楽譜の基本をおさらいしよう
楽譜を読む力というのはブルースハープ(10ホールズ・ハーモニカ)を演奏する上では実際のところそれほど必要ではなかったもします。
感性のおもむくまま吹く!
というのが、そもそものブルースハープの醍醐味。
それに往年の黒人ブルースハーピストなんかだと楽譜が読めるって人のがむしろ少ないと思われますしね。
まあ..そんな理由から楽譜は特に読めなくても問題ないというのが僕的意見だったりしますが、覚えておいて損することはないのでサラリ程度で良いので頭にいれておきましょう。
ハープ用楽譜の穴番号の見方
ブルースハープの楽譜は五線譜の下に数字が記入されてるのでそのままハーモニカに刻印された番号を吹き吸いすれば良いです。
数字は吹音、○で囲まれた数字は吸音。
実に簡単です。
楽譜の記号
ここからはちょっと専門っぽくなります。
音楽をやっていく上で楽譜を読めないと不便なこともままあるので、最低限知っておいた方が良い表記記号を掲載しておきました。
■音符と休符記号
反復記号
中央のリピート記号まで弾いたら【最初】に戻る。 次にリピート記号以降へと進行する。例:1→2→1→2→3→4
リピート記号にはさまれた部分を2回弾く。 弾いた後は2回目以降へ進行。例:1→2→3→2→3→4。
1番カッコが終わると1へ戻る。次に1番カッコを通りこし2番へと進行。 例:1→2→3→1→2→4。
「D.C.(ダ・カーポ)」は【最初に戻れ】の意味。「Fine(フィーネ)」は【ここで終わる】の意味。 曲のすべてを繰り返し終えたらFineで終了。 例:1→2→3→4→1→2→3。
「D.S(ダル・セーニョ)」は【セーニョ(Sに斜め線を入れた記号)に戻れ】の意味。 「Coda(コーダ)」は【コーダ(Oに十字を入れた記号)に移動しろ】という意味。 例:1→2→3→4→5→6→3→4→7→8。
その他の記号
■速度記号(曲の始めに表示される)
Largo・・ゆっくりと
Andante・・ほどよくゆっくり
Moderato・・少し速く
Allegro・・速く
rit・・終盤にかけて遅く
accel・・テンポをだんだん速く
A tempo・・テンポを戻す
■強弱記号
PP(ピアニッシモ)・・非常に弱く
P(ピアノ)・・弱く
mP(メゾピアノ)・・少し弱く
ff(フォルテッシモ)・・非常に強く
f(フォルテ)・・強く
mf(メゾフォルテ)・・少し強
以上、小学校で習った授業のおさらいでした。