ホーナーのハッピー・カラー・ハープのレビュー(感想)
某楽器店にてホーナー(HOHNER)のハッピー・カラー・ハープという10ホールズ・ハーモニカを買ってみました。
購入金額はわずか500円ちょい。(安いね!)
値段からいって、はっきりいえば子供用のおもちゃハーモニカなんですが、天下のホーナー社の製品なんだから音についてはどうなんだろう?とちょっと期待してる僕もいたりします。
さて、どんなもんだろうか?
hohner Happy Color Harp 外観
こちらが買ったハッピーカラーハープ君。
ボディは全体透明の樹脂ボディでなかなか可愛らしい見た目でね。
キーはC。
他のキーがあるのか分かりませんが、行った楽器店ではCオンリーしか見当たりませんでした。
ケース裏のラベル。GERMANYの文字が記載されていますが、横には銀紙でメイドインチャイナとちゃっかり張られてます。
ドイツ製でないのはちょっと残念。
マウスピース。
こちらもプラスチック樹脂。高級感は皆無です。
感想
子供向けに作られたと思われるおもちゃ的ハーモニカなんで、大人の僕が真面目にレビューするのもあれなんですが..と前置きを言いつつ感想を。
実際吹いてみたわけですが、やっぱり「子供用の玩具だな~」という印象でした。
率直に言えばね。
もちろん各配列から音は鳴りますよ。
ですが、ベンドのかかりは弱いし、そもそも音量が小さ過ぎるのでまともに演奏しようと思えばかなり疲れてしまうことになりそうです。
正直、このハーモニカだと演奏することは難しいですね。
結論、マトモなハーモニカが欲しかったら、もう少し値段を出して良いのを買おう!!
とまあ、なんだか悪い評価ばかり書いてしまったかな?
ブルースハープ本来の目的、つまり演奏で使うには少々厳しい評価なのは確かですが、、子供の情緒教育、音感育成、もしくはインテリア的小物雑貨としては中々よく出来てるなといった感想もあること付け加えておきます。
余談 パッケージに書かれてたCEマークについて
口で吹くものだからあまり安物は..という人もいると思いますが、その点についてはCEマークが表記されてるのでわりと安心です。
CEマークは、商品がすべてのEU加盟国の基準を満たすものに付けられるマークで、EEA欧州経済領域やトルコ、スイスで販売する際には取得が必要となる。EU本部は、事業者が商品を輸入する場合や輸入した機械を導入する場合などにおいて、CEマークが信頼の証となると捉えている。この基準は欧州の既存各国での基準の調和の象徴である。(wiki参照)
CEマークはEU加盟国の基準を満たしている証明書マークのようなもの。つまるところ、変な材料を使用していない証なので、小さな子供が使用しても大丈夫なよう配慮されています。
この点はさすがハーモニカの老舗メーカーホーナー!といったところかと。